新事業進出補助金 採択のお知らせ ~クラフトビール醸造への新たな挑戦~

このたび坂城葡萄酒醸造株式会社は、中小企業新事業進出補助金に採択され、坂城駅前で新たにクラフトビール醸造事業をスタートすることとなりました。

これまで私たちはワインを中心に歩んできましたが、近年の気候変動によるブドウ栽培環境の変化を見据え、ワインだけに依存しない持続可能なものづくりを考え続けてきました。

私たちが目指しているのは、ワインやビールを造ることそのものではありません。 「美味しい料理と、美味しいお酒で、幸せな時間をつくること。」 その想いは、ワインでもビールでも変わりません。

私たちにとって9つ目の挑戦

今回のクラフトビール醸造は、突然始まった事業ではありません。これまで積み重ねてきた挑戦の延長にあります。

  1. 1.2009年 オステリア・ガット 開業
  2. 2.2011年 ワイン用ブドウ栽培 開始
  3. 3.2013年 ラ・ガッタ 開業
  4. 4.2013年 粉門屋仔猫 開業
  5. 5.2018年 Vino della Gatta SAKAKI 開業
  6. 6.2018年 ワイン醸造 開始
  7. 7.2018年 ラ・ガッタ・粉門屋仔猫 リニューアル
  8. 8.2020年 ネコノワインへリニューアル
  9. 9.クラフトビール醸造 (今回)

8つの挑戦は、決して平坦な道のりではありませんでした。失敗や遠回り、そして多くの方々との出会いと支えがあったからこそ、私たちは9つ目の挑戦にたどり着くことができました。

「九命麦酒」に込めた想い

私たちは創業以来、「猫」をシンボルとして歩んできました。

オステリア・ガット、ラ・ガッタ、粉門屋仔猫、Vino della Gatta SAKAKI、ネコノワイン。

猫は私たちのブランドを象徴する存在であり、何度でも挑戦を続ける姿勢そのものでもあります。英語圏には、

“A cat has nine lives.”

「猫には九つの命がある」ということわざがあります。猫は幾度もの困難を乗り越え、何度でも立ち上がる生命力の象徴として語り継がれてきました。

私たちにとって今回のクラフトビール醸造は、まさに9つ目の命、9つ目の挑戦です。その想いを込め、新たなビールブランドを「九命麦酒」と名付けました。

坂城駅前から、新しいにぎわいを

新しいクラフトビール醸造所は、坂城駅前(徒歩30秒)に開設する予定です。

ワインづくりで培ってきた発酵への考え方、土地と向き合う姿勢、そして食とお酒を楽しむ場づくりの経験を生かしながら、坂城町に新たな魅力を生み出していきたいと考えています。

駅前に人が集まり、地域の方々や町外から訪れる方々が、坂城という場所の魅力を感じられる拠点にしていくこと。それが今回の事業で目指していることの一つです。

これからについて

現在は、醸造所の開設に向けて建築、設備、商品設計などの準備を進めています。実際の醸造開始までにはまだ時間を要しますが、進捗については今後も随時お知らせしてまいります。(2027年冬予定)

ワインとクラフトビール。それぞれの個性を大切にしながら、坂城という土地から生まれる新しいお酒の楽しみ方を提案していきます。

これまで支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。そして、9つ目の挑戦となる「九命麦酒」を、どうぞ楽しみにお待ちください。