Wine&Cider Garden in NAGANO誕生秘話!?

今年で6回目を迎える「Wine&Cider Garden in NAGANO」

https://www.facebook.com/events/1277622689080774/

このイベントの言い出しっぺは成澤なんです。

そもそもは、信州ワインバレー構想が始まった2013年、構想の立ち上げ研究メンバーだった関係で県からイベントをやってくれないかとの打診があり、同じ歳で友人のレストラン経営者の高野洋一氏に協力してもらい、前身の「Wine Trail in NAGANO」という長野市内4店舗を飲み歩きするイベントを開催したんです。

千曲川ワインバレーの14社のワイナリー&ヴィンヤードの造り手の皆さんを招き、4店舗に割り振って、150名のお客様がそこを回遊して造り手と会話しながらワインと料理を楽しんでもらうというイベント。
皆さんのお力があって大成功に終わりました!

大きなイベントをはじめて開催し、自分としてもやりきった感があったんですが、ちょっと引っかかる気持ちが残っていたんです。

なんでかというと、、、、
松本市では街中の花時計公園でビールの野外フェスをやっていて(今でも続いている松本サマーフェスト)

これに毎年行って、ビールを飲んでレストランの食事を食べて、あぁなんて楽しいんだ~♪

だから「こんなイベントを長野市でもやりたい!ワインで!」って夢があったんですが、どんな風にやったらいいかもわからなかったし、ビビッてできなかったんです。

でもWine Trail in NAGANOの打ち上げで「来年は公園でやるぜ!」なんて酔っぱらって大風呂敷を広げちゃった。

で翌年、言ったもんだからやらなあかんなという訳で、算段してみたら下手したら100万くらい赤字になるかもとなったんです。

でもどうしてもやりたかった。

ここで出てくるのがまた高野洋一氏。

「洋ちゃん、もしかしたら100万赤字になるかもだけど、そしたら50万ちょうだい」
「うん、いーよー」
と言ってくれたんで、まぁ50万で夢がかなって最高の遊びができるんだったら安いもんだ!と腹を決めたんです。
あの軽い「うん、いーよー」が無かったらやってなかったでしょうね。

そうと決まったらあとは走るだけ!と思ったんですが、公園にでっかいテントを張ってそこに300席以上を構えお酒と食事を出すなんてイベント、長野市には前例がなかったんで難色気配。まぁ市の方々も想像できなかったのは仕方ない。
当時まだ信州ワインバレー構想が始まったばかりでこれほど盛り上がってなかったですし、とにかく前例にないことに対して行政は奥手ですからね。

でも、なんとかかんとか2014年に「Wine Garden in NAGANO」(当時まだCidreはやっていなかった)を開催。

開催まで辿りつけたのはWine Trailから事務局でいろんなことをやってくれていた編集室いとぐち山口美緒さんたちのお陰です。

ぼくの「あーしたい!あーしたいこーしたい!」をなんでも形にしてくれた。(今でもしてくれてますm(_ _)m)
彼女たちが居なかったらやれてなかったでしょうね。

そして「初開催でどれだけ来るのか分からないから、全然儲けられなかも~~~~」と言ってるのに快く出店をしてくれた飲食店の友人たち。
お酒屋さんにも無理を言ってたくさん協力してもらい、本当に皆様のお力を借りたお陰で開催できました。

フタを開けてみたら初日から大盛況、自分たちの予想の倍以上の来場でパニック状態。
用意していたグラス、ワイン、お料理も足りなくなり、お客様には残念な想いをさせてしまったけれど、夢だった野外ワインフェスができて感無量でした。

あれから早や5年。6回目となる「Wine&Cider Garden in NAGANO」
正直結構大変なんですよ~
これ、最初は補助金も少しもらっていたけど今は完全手弁当!

儲けるつもりじゃないからいいんだけど全く儲からない!!いや、むしろマイナスの時も。

そして歳を取ってきてだんだん体力が。。。。
更に、開催中は酔った人に何かないか、このところの異常気象で事故起きないか、輩が暴れたりしないかとか、緊張感をずっと保つ精神力が。。。
毎回終わった後は今年でもう最後にしようって思ってます(;^ω^)

でも長野市の皆さんには“夏の終わりの風物詩”的なイベントとして「毎年楽しみにしてます♪」なんて言ってもらったり、かなり認知してもらってきてますので、何とか頑張っていきたいと思っています。

さて、いよいよ今週末!皆さまお待ちしています!!