コショノヴァン関さんの豚が入荷しました!

今年も東御市の農家さんコショノヴァン関さんが大切に育てた豚ちゃんが入荷しました。

猫グループで1頭買い!!(オステリア・ガットでも、ラガッタでもお召し上がりいただけます)

昨年も大大大好評で、このお肉を目当てにたくさんのお客様がいました。

いや~~~ホントに美味しいんですよ。

ぼくが今まで食べた豚肉の中でイチバン!!

調理はもちろんシンプルに炭火焼!
うちのシェフ小出は1年間300日、10年で3000日炭火使っていますので今やもう職人技!!

お召し上がりになりたい方は、予約時に「コショノヴァンの豚肉が食べたい!」とご指名ください。

ランチでは、メインセットやランチ限定コースに+1200円で、ディナーは5400円のコース以上で承ります。

しかし今年、大変なことが起きてしまいました。

豚コレラ。

感染すると殺処分しなければいけなく、日本全国で4万頭を超えるそうです。

関さんもこんなことをおっしゃっています。

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「日本では放牧で育つ豚がいなくなる。」

中部地方から北陸まで飛び火してしまった豚コレラの影響で、そんな危機感が、現場の最前線にいる私にはあります。

ワクチン接種をせずに、飼養管理基準のみを厳しくすることで防ぐことは、農家にとって厳しいプロセスで、日々祈るような気持ちで世話をしています。

一方、コショノヴァンは、そんな状況に一切関係なく、今年、地域で調達ができるようになった「クルミを含む副飼料」の質が、劇的に向上したこともあって、のびのび、かつ、すくすくと育ってます。

特に今年10頭導入できました「純粋デュロック種」においては、産肉性が高く、バークシャー種(黒豚)より成長が早いので、今週からいよいよ出荷を始めることになりました。

イベリコ豚の掛け合わせにも使われているデュロック種の肉質は、「しまりがあって柔らかく、霜降りになりやすい」のが特徴ですので、放牧でたくさん運動をして育つコショノヴァンは、とても良い状態に仕上がっていることが予想されます。

今後もワクチン接種が実施されず、近隣地方でのイノシシの状況や、県内の養豚場の状況によっては、コショノヴァンは「幻のブタ」になってしまう可能性も、現時点で否定はできません。

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愛情を込めて苦労して育てても、病気ですべてがダメになってしまう。

もちろん出荷できなければ収入もなくなる。

やるせない気持ちです。。。

ブドウでも先日友人の畑に雹が降り、相当のダメージを受けてしまったようです。

自然と対峙するってどうしようもないことがたくさんあるんです。

それと付き合って戦って大事に育てられたものをいただく。

当たり前じゃないんですね。

「命をいただく」忘れちゃいけないことです。